dracom祭典2011『gutter』の稽古は地味に、しかし着々と進んでいます。
わたし、筒井が自身の演出作品に出るのはGala公演『対局時計』以来です。
約一年半ぶり。
「dracomの出演者は、よくこんなややこしいことしてるなぁ」と改めて思います。
一旦、身体と言葉に亀裂を入れてから、
それを強引につなぎとめる。
その強引さが、緊張となって空間を埋める。
そんな作業です。
今回は、戯曲の文体と構成に今までとは異なる工夫をしました。
まだまだこれから本番に向けて精度を上げないといけないし、
また、さらに次の公演、次の次の公演へと発展させていくことになると思いますが、
いまdracomがやっているパフォーマンスにお似合いなテキストを
やっと手に入れた実感があります。
是非、観に来て欲しいです。