dracom 演劇公演

楽しみな世界

2021年 9月18日(土)~20日(月・祝) THEATRE E9 KYOTO

人間は、未来の世界について考えるとき、
自分個人がどうなるかは考えてないらしい。
逆もそうで、自分個人のことを考えているときは、
未来の世界については考えられないとか。
脳がそうできてるんだって。

謎が多くて、どこか奇妙で、しかし愛おしく素朴な人たちの交流をユーモアたっぷりに描く新作短編3本のオムニバス、だけれども、幕間も含めてようやく出来上がる公演。
dracomメンバーと高槻シニア劇団そよ風ペダル劇団員の夢のコラボレーション作品も。
これはdracomとしてのコメディーの完成形(かもしれない)。

【各作品のだいたいの内容】
『のっぴき』…ひたすらもやしのヒゲ根を取っている人たちの話
『日記』…誰のかわからない日記についての話
『図書館』…本を借りる話公演のみ)
『日曜日』…愛憎の渦巻く苛烈な話の話公演のみ)

【キャスト】
松田早穂、イトヲ、稲葉俊、岡村ゆきを、住吉山実里、出井友加里、電電虫子、松岡美樹
(以上、dracomメンバー)

岩本善弘、川﨑路子、KOKO、平良公子、とんぼのメガネ、平野美ゆき、
ふう、藤本明美、前川洋子、和田安正
(以上、高槻シニア劇団そよ風ペダル劇団員。公演に4〜5名ずつ出演)

【スタッフ】
作・演出|筒井潤
舞台監督|北方こだち  照 明|塩見結莉耶  音 響|佐藤武紀
制 作|阪田愛子、dracom制作部

「…SFっぽいことにしようと思ったのだけれど、なにがSFでなにがそうじゃないのか、正直よくわかっていない。これまでSFの小説や映画をいろいろ楽しんできたけれど、「SFだから」という理由で読んだり観たりしたことがなかったから。いろいろ考えているうちに、SFと同じくらい、未来というものを意識したことがないのにも気づいた。ちょっと意識してみたら、すでにいろいろな未来にふれてきていたことがわかってきた。でもそれが他の人にとっても未来なのかはわからない。」  dracom リーダー 筒井潤

[主催]dracom
[提携]THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

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