dracom 祭典

『今日の判定』、『ソコナイ図』

dracom “Today’s judgement”  “Sokonai-zu”     double feature

【公演日】2016. 7/15 (Fri) ~ 7/18 (Mon)  【会場】アトリエ劇研

2008年に北京オリンピックの開催を意識して創作され、
dracomならびにリーダーの筒井潤が活動の場を関西だけでなく、
東京、さらには海外へと広げていくきっかけとなったダンスのような演劇作品 『ハカラズモ』 を
スポーツのルールを通して現代の倫理観を問う作品に大改訂した新作 『今日の判定』、
そして、2015年末から2016年の年明けにかけて小さなギャラリーで上演され話題となり、
今も口コミでその評価が広まり続けている『ソコナイ図』 の新演出上演の2本立て公演。

『今日の判定』
スポーツの競技コートのような線が引かれている。しかし見覚えのない線の引かれ方である。そこに競技者らしき人たちが現れ、試合らしき行為が始まる…。シュールなユーモアと皮肉に満ちた、ほぼコメディー。

 

『ソコナイ図』

都市部にあるアパートの中の何もない小さな部屋。そこに横になっている女性がひとりで自問自答を繰り返している。生きているのか、それとも死んでいるのか…。実際の餓死事件を基に創作された現代の悲劇作品。

(photo:TAKE nob)

2作品はまったく関係がありませんし、作風が全然違います。
しかしどちらも、世界の疑わしさを何とかして時間や空間に還元しようとしたものである、
という点では共通しています。 dracom リーダー  筒井 潤

 

【作・演出】筒井 潤

【出演】
鎌田菜都実◎、キタノ万里◎、村山裕希◎(以上、dracom メンバー)

稲葉俊◯、大石英史◎、小坂浩之◎、長洲仁美◎、米津知実◯、松田早穂◯
(以上、dracom 登録メンバー)
<◎ → 2作品出演  ◯ → 『今日の判定』のみ>

【スタッフ】
舞台監督:浜村修司(GEKKEN staffroom)  音響:佐藤武紀   照明:吉本有輝子(真昼)
衣裳:清川敦子(atm)(『今日の判定』)、松田早穂(『ソコナイ図』)  小道具:村山裕希
演出助手:小嶋謙介  宣伝美術:三澤敏博(絡繰堂)  制作:石塚理絵、dracom制作部

【主催】dracom  【提携】アトリエ劇研(京都公演)
【助成】芸術文化振興基金、一般財団法人おおさか創造千島財団、 公益財団法人セゾン文化財団

 

2016. 7.15 fri − 7.18 mon  venue : atelier GEKKEN
Written and Directed by Jun Tsutsui
Cast : Natsumi Kamada , Banri Kitano, Hiroki Murayama,
Shun Inaba, Eiji Oishi, Hiroyuki Kozaka, Hitomi Nagasu, Saho Matsuda, Tomomi Yonezu



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