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神経
いろんな現場で新たな出会いや学び、刺激を受け、とても充実した活動ができていると実感しています。また最近は、応援や感想の声が催しが終わった直後だけでなく、数日あるいは数年経った後にもあることをたいへん嬉しく思います。まだ発表できない企画の準備も緊張と興奮を覚えながら進めていますので、どうぞご期待ください。
dracomの仕事もそうでない仕事も、ひとりの人間(筒井)がやっていることなので当然つながりが生じ、それぞれの要素が刺激し合うような作用がわたしの思考のなかで起きます。それが神経の働きであることを思えば、生態系の一部としての必然です。なにかひとつのことがうまくいくとその成功体験をつい追ってしまいそうになりますが、わたしの場合、固定概念がつまずくところからスタートを切らなきゃいけない現場ばかりですし、そもそも固定概念にとらわれている状態は生態系に反しているとも言えるわけで、大変ですけど、新たな神経回路が生まれ、それぞれの現場に還元できる喜びを味わっています。
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舞台鑑賞について
わたしには、「わたしは観なくてもいい舞台作品」というのがある。
決してつまらない作品のことを指しているのではない。
わたしが評価せずとも誰かが評価するであろうもの、そしてわたしならではの評価が確かにあると感じられないもののことを、わたしはそう呼んでいる。
わたしが観なくてもいいものばかりが残り、
わたしが観なければならないものは短命だ。作家としての、団体としての、ときには実際の命が短命で、非常に残念である。
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没入感
『ハッピー・エンディング』ハイブリッドバージョンで、VR映像を制作。
避けて通れなかったのはブレヒト。
主人公になる体験を通じて共感を鑑賞者に提供する技術は、観る者の心身を喪失させて創られた感情で占領することにつながるので極めて危うい。これは演劇であればブレヒトの作品とそれ以降に登場した多くの創作や批評から学んだはずだ。しかしいまではVRだけでなく舞台の鑑賞においても没入感を欲望するひとが増えている。そしてその欲望に応えようと技術を磨く創作者がいる。この傾向は何を示しているのか。
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シャツはほしくなる
意外とシャツを持っていた。
そういうことだ。
意外と、ある。
忘れているか、あるいは思いつかないか。それだけのことだ。
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時制
私が時制について考えるようになったのはコロナ禍の影響だとするならば、それはあまりにも平凡すぎる。
私は昔から、久々の人物に意外すぎる場所や時間に遭遇してもまったくと言ってよいほどに驚かない。
まるでそれが当然というか、事前に知っていたかのようにその状況を引き受けるのである。
どちらかというと、私が時制に興味を持ち出したのは後者の、自身の性質からの影響が大きい。
偶然出会った知人のほうは、たいそう驚いて、「ウソ!?」と興奮気味である。エンターテイメントだ。
一方の私は、平然としている。昨日も会っていたかのように「元気?」と声をかける。
全然エンターテイメントじゃない。
人間の時制によってエンターテイメントは成立する。
次に何が起こるのかわからなくて、ドキドキワクワクするのがエンターテイメント。
だとしたら、私のような性質の人間にはエンターテイメントは成立しないのだ。
私がエンターテイメントに興味がないのが、経済事情だけではないのがわかった。
それに気づかせてくれたのが、『楽しみな世界』だった。
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