ゆっくり話すトレーニング
〜テンポの遅い会話の達人をめざして〜

終了いたしました!
またいつか開催できればと思います。これらかも今企画、ご注目ください!

落ち着いて言葉を交わせる味わい深い会話のある場づくりを、
傍から見るとコントのようにおもしろい風景となることを、
このワークショップでは目指します。

〔注意〕
ここで得られる話し方は、社会に役立つわけではありません。
おしゃべり上手の方には少々ストレスかもしれません。

でも、素敵な寄り道をした気持ちになれるでしょう。

講師|筒井潤(演出家、劇作家、dracomリーダー)
開催日|2022年11月2日より12月21日まで 11月30日を除く毎週水曜日 全8回予定
開催時間|19:00 〜 21:00
会場|OPA_Lab(JR千里丘駅より徒歩3分、阪急摂津市駅より徒歩15分)

会話は、最も頻繁に行われている他者との出会いです。
そしてなによりも、できることなら楽しくしたいです。
しかし、会話術の本のタイトルには、
「うまく」「得する」「30秒で」「瞬時に」など、
当意即妙が求められるものが多く、
それを目にしただけで緊張し、思わず尻込みしてしまいます。

このワークショップでは、
テレビやラジオ、インターネットで見受けられる、
テンポが良くて盛り上がる会話を真似てしまわないように注意しながら、
落ち着いて、ゆっくりと話す練習をします。
著名人の対談を参考にして会話の面白さについて考たり。

最終的には、参加者のみなさんがくつろいだやりとりの時間を楽しめる、
のんびり会話の達人となることを目指します。

〈 講師・筒井潤のコメント 〉
そもそも私が会話下手なのです。しかしそんなふうに思われはことはあまりありません。多くの人の前で自分の経験や考えを話すことがよくあるからでしょう。それは仕事として、事前に話す内容を整理し、準備しているからです。街で偶然出会った友人や、しばらく連絡が途絶えていた知人と久しぶりに呑みに行ったりすると、何を話したらいいかわからなくなり一般的な社交辞令に終始して、早く時間が過ぎるのを心の中で祈っていたりします。その原因としては前述の準備不足だけでなく、世間で一般的に楽しみ喜ばれる会話のテンポが私は苦手、というのがあります。社会に強要されている圧迫感にとても疲れます。情報と正論を矢継ぎ早に放たれると、それがいかに共感できる内容であったとしてもその場から逃げたくなります。
そんな私だからかもしれませんが、私はゆっくりと言葉を交わし合ったほうが会話がおもしろくなるんじゃないかと考えています。とにかく実感を込めて、ゆっくりと落ち着いて話す。このルールを守るだけでとてもユニークな会話が生まれ、お互いを了解し合えるグループができるように思うのです。

 

主催 dracom

dracom
information Mail → info@dracom-pag.org

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