あたまがぼんやりしていて文章が書けなかった。
あたまがぼんやりしている、といえば、
昨今、車が通学途中の子供たちに突っ込んでいく事故(事件?)が多発している。
通りなれた場所を運転するとき、あたまはぼんやりするものだ。
(みなさんが、最寄の駅から家へ帰る、いつもの道を歩くとき、
五感をビンビンに働かせていますか?)
そして、動くもの、さらにはチラチラと目に付く感じものが現れたとき、
注意はそちらに向かう。
危険を察知する注意ではない。無意識の、本能的な注意である。
動物は、注意が向いた方向に進む習性がある。
あたまがぼんやり。他の考え事なども含めて。
不意にチラチラするもの(=集団登校)が目に入る。
それが何だかは理解していない。
なぜならあたまはぼんやりしているからだ。
そして、ハンドルは注意の向いたほうに切られる。
ぶつかる。
おそらく、こういうことだと思う。
加害者を許すわけではない。
運転する側も、歩行する側も、
人間は、そういう習性を持つ生き物であることを
知っておくべきなのである。
その上で、お互いにどうするかを考えるべきである。